変わりゆく街の様子 8

3月6日は気仙沼横断橋(愛称:かなえおおはし)の開通日でした。

2月にはほぼ完成していて、開通までの間、橋を歩いて渡る「ハイウェーウォーキング」

の開催や、3月1日夜にはライトアップや橋から流れ落ちるナイアガラ花火に続き400発の

打ち上げ花火が披露されました。


それではファーストライドといきましょう。

気仙沼中央ICから乗ろうと思ったのですが、走行車線は遥か手前から長蛇の列、

大渋滞です。

乗れるかな、と不安になりましたけど、間に入れて貰えました。

遠方よりお越しの方々、ごめんなさい(^_^;)


後日、上り線側を走行した時のドライブレコーダーの映像です。


海面より約32mの高さからの眺め

 

 

橋を渡るとすぐ浦島大島IC、この先県境へ向かいます。

対向車線は岩手ナンバーの車の列、大船渡・陸前高田方面から

橋を見に来た人達でしょうか。



どんどん標高が高くなってきます。

高架橋に差し掛かります。

国道側からは見上げるような場所に建つ高校の校舎も

こんなに間近に見えます。



橋の下側を見てみましょう

下を通る船に対してのメッセージが国際信号旗で示されています。

港町、気仙沼らしいおもてなしの表現ですね。

信号旗の意味はそれぞれ

写真奥

入港する船が通る小々汐側

「貴船の寄港を歓迎する」

 

写真手前

出港する船が通る朝日町側

「貴船の安全航海を祈る」



陸前高田市まで足を延ばしました。

新しい陸前高田駅の敷地から旧市街を望みます。

手前に見える建物は震災遺構で米沢商会さんの旧店舗です。

去年まではその右奥に旧陸前高田駅のロータリーが見えて

いたのですが、今は建物を取り囲むように盛り土されています。

 

新しい陸前高田駅です。

旧駅舎をモチーフにして2018年に再建されたそうです。

新しい駅はBRT(バス高速輸送システム)の発着場です。

陸前高田市の復興事業はとにかく大規模だったので、

なかなか街の形が見えてこなかったのですが、近年の

変貌ぶりには目覚ましいものがあります。